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よくある経験の浅い方向けのFX投資の本では、「損が生まれた状況ではナンピン買いすることで、ポジション全体の買い付けコストをコントロールする」などと書かれている事もありますが、実際はそこには隠れたリスクがあると思います。75-7-142

まずは、ナンピンの仕組みについて述べます。75-15-142

仮に1ドル=100円でドルを買ったとします。75-17-142

ドル買いのため円安ドル高に動くほど黒字を得られますが思い通りに行かず95円まで円高ドル安が進んだとします。75-9-142

そのままポジションを所有し続けたら、利益がでるためには、ドル安になった分円安ドル高が進まなければならない。75-16-142

誰でも、損失は出来るだけ早くリカバリしたいと思うでしょう。75-5-142

そのためはじめに売買したのと同じ額の$を1ドルを95円でエントリーします。75-10-142

そうしたら、全体の価格は97円50銭まで低くする事が出来ます。75-19-142

結果として、半分の幅でドル高に推移すれば損失を失くすことが出来ます。75-13-142

それが、ナンピン買いの理屈です。75-12-142

このとおり、ナンピンのやり方を目にすると、「ごもっとも」という考えになるが、そう易々と上手くはいきません。

元々、1ドル95円が底だということなどなんびとも分かりません。

たとえば、マーケットが相当に強い円高地合だったら、1ドル95円ではとまらずさらに円高が進むリスクが高くなります。

仮に、97円50銭でナンピン買いをして95円まで円高ドル安になっとしたならばナンピンを入れたポジションも、損失が生まれることになってしまいます。

それでは、一番初めにエントリーしたドルとトータルで、倍の差損を被ることになります。

それゆえ、ナンピンは難しいのだ。

であるなら、為替相場が自身の台本とは反対にどんどん行ってしまった場合どういった方法でリスクをコントロールすればいいのでしょうか。

ここで取るべき手段は多くはありません。

まずはじめはあきらめて、損を確定する事です。

ふたつめは、今現在、自分が持っている買いポジションを少なくする事によって、改めて市場が元のようになるのを待ち望む事だけです。

ちょっと主体性のない対策だとおっしゃる方もいるkもしれません。

けれども、持っているポジションに損が生まれた場合、正しい対策はこの2つ以外にはあるはずがありません。

勿論、考え方としてはナンピンするという手段もありえます。

しかしナンピン買いは損をしている状態にもかかわらずポジションを小さくするどころかポジションを重ねていく手法です。

この手段では、危機を管理することなど、どう考えても無理だ察するべきです。

ナンピン買いを続けられればやがては利益を上げられるかもしれません。

だがしかし、それより先にお金は足りなくなってしまいます。

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